「清掃会社にオフィス清掃を外注する」というと、ふだん自分たちが業務を行う事務所やデスクまわりの清掃を思い浮かべる方が多いようです。そして外部の清掃スタッフが事務所内へ入ることに抵抗がある企業だと、外注はせずにオフィス清掃すべてを従業員でするという選択をされています。しかし本当にそれで良いのでしょうか?
実際、事務所を除いたオフィス共用部の清掃を清掃会社に頼まれている企業も多くあります。オフィス清掃を外注するとき、必ずしも事務所の清掃を依頼する必要はありません。事務所を除いてもトイレ・廊下階段・応接室・エントランスなど清掃箇所はたくさんあります。『事務所のみ』『事務所+共用部分』『共用部分のみ』のように希望に合った形で選択することもできます。
それではなぜ、事務所には入ってほしくないのにオフィス全体の清掃は清掃会社に外注するのでしょうか?
事務所の清掃は従業員のみで行いたいという企業もあります。それには以下のような理由が挙げられます。
・事務所内の情報漏洩を防ぐため
・触られたくないものが事務所内にある
・デスク周りの整理整頓は社員教育のためにも従業員自身で行わせたい
・事務所内だけならそれほど負担にならないので、外注費用の節約のため
・営業時間内に事務所内に立ち入られるのは業務の妨げになるが、誰もいない事務所に入られるのも心配
事務所内は従業員やお客様の個人情報・社内の機密事項などが溢れています。万一の漏洩を懸念した対処法ですね。
オフィスには事務所以外にも掃除するべき箇所がたくさんあります。応接室・会議室・トイレ・エントランス・廊下階段・エレベーター・駐車場・建物の周り(植木等)など「共用部分」といわれる箇所の掃除です。これらすべての清掃を従業員で行うと、かなりの負担になりませんか?
従業員がオフィス清掃を行うことで生じるかもしれない問題
・清掃時間を確保するのが難しい
・清掃が行き届かない
・従業員の不平不満、やる気・モチベーション低下
・生産効率の低下
事務所の掃除は従業員で、共用部分の掃除は清掃会社に分担(外注)してみませんか?オフィス清掃を清掃会社に外注すると様々なメリットが得られますよ。
・従業員の負担軽減できる
・清掃にあてる時間の賃金を削減できる
・本来の業務に集中でき、成果や売上が向上する
・不平不満が解消される
・きれいなオフィスを維持できる
繰り返しになりますが、オフィス内すべてを従業員で行うのは負担が大きいです。自分たちでできるところは自分たちで行い、手の回らない部分は清掃会社に外注するだけでも、十分これらのメリットを得ることができます。
実際に当社でも、事務所を除く共用部分のオフィス清掃サービスをご利用いただいている企業もあります。その理由は「従業員教育の一環として、毎日始業前の10分間を各自デスク周りの清掃をする」「個人情報を扱うことが多く、事務所内には関係者以外立ち入ってほしくない」などです。
清掃会社に頼めるオフィス清掃メニューは多岐にわたります。
・事務所内の掃除機がけ・ごみの回収
・会議室・応接室の掃除機掛け
・男女トイレそれぞれの清掃
・玄関・エントランス部分の掃き掃除やモップがけ
・ガラス扉・窓ガラスの拭き掃除
・廊下・階段などの通路の配送時やモップがけ
・食堂・給湯室の清掃
・エレベーターの操作ボタンの拭き掃除・消毒
・駐車場の清掃
・オフィス内のごみの回収・ゴミ捨て場の清掃
・オフィスの外回りの清掃・植木の水やり
上記は一例です。詳しくはオフィス清掃メニューをご覧ください。
これらを組み合わせたプランをあらかじめ用意してある清掃会社もあれば、必要なメニューだけを選んで依頼できる清掃会社もあります。事務所内は従業員で清掃を行いたい場合は、事務所以外の必要な清掃を選んで依頼すれば良いのです。
清掃会社の利用方法は千差万別。あなたのオフィスに一番メリットの大きい方法を選んで清掃会社を利用してみませんか?
「こんなこと頼める?」などと疑問に思われた場合は一度問い合わせをしてみることをおすすめします。
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