オフィス清掃の3つのコツと場所別おすすめ掃除方法

オフィス清掃の3つのコツと場所別おすすめ掃除方法

 

会社で働く人にとって毎日過ごすオフィスはきれいにしておきたいものですね。整理整頓された清潔なオフィスで働くことは、従業員の心身の健康に影響を与え、更には業績の向上にも繋がります。そのためにオフィス清掃は欠かせません。時間をかけて毎日きれいに清掃したいところですが、実際は本来の業務が忙しく清掃にそれほど時間を割けないというのが実情でしょう。そこで、そんな中でも時間をかけずに簡単に効率よく掃除するための3つのコツと、清掃場所別のオススメ掃除方法を紹介します。

 


オフィス清掃の3つのコツ

オフィス清掃を効率的に行うための3つのコツ。それは、

①散らからない環境を作ること

②日常的に片付けること

③清掃を習慣化すること 

です。

この3つを守っていれば、日々の清掃はそれほど大変な作業ではありません。1つずつ詳しく見ていきましょう。

 

①散らからない環境を作ること

・不要なものは処分する

オフィスには物がたくさん溢れていますね。それが散らかる最大の要因といっても過言ではありません。不要なものはなるべく処分しましょう。物が減れば整理整頓しやすくなります。

 

・物の置き場所を決める

不要なものを処分したら、残ったものの置き場所を決めましょう。誰もが手に取りやすく片づけやすい場所にすることが大切です。置き場所が決まっていることで、あちこちに放置することが減ります。

 

・収納グッズなどを使って散らかりにくくする

例えばブックエンドを使うことで、立てた本や書類が崩れにくくなります。仕分けボックスを使うことで、細かいもの同士が混ざることがなくなります。つまり、収納グッズを使うことで片付けた状態が崩れることなく保たれるのです。

 

②日常的に片付けること

・使ったらすぐ片付ける

使用後はすぐに片付けましょう。使い終わったはさみは元の場所に戻す、ホワイトボードは消しておく、席を立つときは椅子と机を整えるなど、その場その場で片付けるとほとんど手間はかかりません。

 

・手の届くところに簡単な掃除道具を置く

デスクの脇にハンディモップを置いておけば、デスク上のホコリが目についたらその場でさっと取り除く事ができます。洗面台に拭き取り用ペーパーを置いておけば、使用後の水滴を拭き取ることができます。このように、すぐ手に届くところに掃除道具があれば、手間とも思わずにさっと掃除することができます。

 

・目についた汚れはその場で取り除く

汚れは気が付いたらその場で取り除くようにしましょう。机についたコップの跡は直後だとサッと拭くだけできれいになりますが、乾いてしまうと落としにくくなります。床のごみも見つけたらその場で拾っておくと清掃が楽になります。

 

③清掃を習慣化すること

・清掃する曜日や時間を決める

本来業務が忙しいと清掃は後回しにしておろそかになりがちです。清掃の曜日や時間を決めることで、その曜日・その時間になると清掃をするということが習慣化され、後回しにすることがなくなります。

 

・清掃場所ごとに担当者を決める

誰がどこを清掃するか決めることで、それぞれが責任感を持って清掃に当たることができます。担当を順番に回せば、例えばトイレ掃除のようにみんながやりたがらない場所の清掃が誰かに集中するといったこともありません。また全員が清掃の大変さを知ることで、普段からきれいに使おうという意識が高まります。

 

この3つのコツをオフィス清掃に取り入れれば、いつもきれいなオフィスで気持ちよく仕事に励むことができますよ。

 


場所別オススメ清掃方法

次に清掃場所別のオススメ清掃方法について説明します。普段のお掃除の参考にしてみてください。

 

フローリング:モップや掃除機でごみやほこりを取り除きます。

カーペット:掃除機でごみやほこりを取り除きます。ポイントは、毛足の向きとは逆方向に掃除機を動かすことです。そうすれば毛足の中に挟まった汚れをかき出して吸い取ることができますよ。簡単なシミは、中性洗剤を混ぜた水を雑巾に染みこませて押し当てれば取り除けます。ゴシゴシこすると汚れを広げてしまうので、ぽんぽんとたたいたり押し当てたりして汚れを雑巾に染みこませるようにします。ただし、洗剤の使用は素材を傷めることもあるので、最初は目立たないところで試してみてくださいね。

 

デスク

ウェットシートや濡らした雑巾で汚れを拭き取ります。インク汚れやこぼした飲み物は早めに拭き取ればシミになりにくいです。

 

パソコン

パソコンの清掃

感電の危険やデータを誤って消去してしまう可能性などを防ぐために、電源を切ってから作業しましょう。精密機器は水に弱いので乾拭きします。キーボードの隙間のような細かいところに溜まったほこりは、静電気除去できる専用のブラシを使うと便利です。

 

トイレ

トイレの清掃

便器は洗剤とブラシで磨きます。市販の洗剤には、汚れを付きにくくする効果のあるものがあります。そういった洗剤を使用することで、次の掃除がしやすくなります。

床はモップで水拭きしましょう。水を流すことのできる床であればホースやバケツで水を撒いても良いですが、床が濡れていると滑りやすいので、仕上げはモップでしっかりと水分を拭き取ることが大切です。トイレ掃除は嫌がる人も多いので、当番制にすることで不公平感がなくなり、また日頃からきれいに使おうという意識が生まれるのでオススメです。

 

玄関・エントランス

オフィスの顔ともいえる玄関・エントランスは特にきれいにしておきたいものです。ガラス扉や窓ガラスは拭き掃除をします。手垢などの皮脂汚れはガラスクリーナーを使うときれいになります。扉の取っ手は大勢の手が触れるため、感染症予防のために仕上げのアルコール噴霧もオススメです。

床は上記の通りモップや掃除機でごみやほこりを取り除きましょう。

 

エアコン

分解清掃などは素人が行うと故障の原因にもなりますので、専門の業者に依頼することをオススメします。普段のお掃除では、定期的にフィルターを洗浄して付着したほこりや汚れを取り除いておきましょう。

 

給湯室

給湯室の清掃

シンクの清掃は、中性洗剤を染みこませたスポンジで洗い水で流します。水垢や油汚れが気になるときは重曹をスポンジにつけてこするときれいになります。ただし、重曹はシンクの材質によっては変色したり傷めたりする場合がありますので、事前に材質を確認しておきましょう。掃除の最後はしっかりと拭きあげて水分を取り除きます。水垢が付きにくくなるコーティングスプレーなども市販されているので、そういうものを活用しても良いですね。

排水溝のゴミカゴにたまったゴミはその都度取り除きます。更に排水溝は悪臭のもとになりますので、定期的に次亜塩素酸ナトリウム系洗剤を使いしばらく放置した後よく水を流すと良いです。その際の注意ですが、次亜塩素酸ナトリウムは酸性のものと混ざると有毒ガスを発生するため、酸性の洗剤などとは絶対に一緒に使用しないでください。

 


 

オフィス清掃は働きやすい環境づくりのため、オフィスを訪れるお客様へのイメージアップのため、ひいては会社の業績アップのために欠かせません。ちょっとしたコツで、忙しい中でも時間をかけずに効率よく掃除をし、清潔できれいなオフィスを保ちましょう。

 


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