実はあまり知られていない！？オフィスの害虫駆除の必要性

害虫被害・害獣被害というと、飲食店を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、実はオフィスの害虫被害・害獣被害も少なくありません。ゴキブリやねずみなどは、飲食店だけでなくオフィスにも多く発生しています。

食べ物を扱っているわけじゃないのになぜ？と思われるかも知れませんが、会社で飲食する社員は多いですよね。それにゴキブリやねずみは雑食性なので、食べ物以外でもエサとなり得ます。ですから、オフィスだって対策を怠ると大変なことになる可能性があります。しっかり対策したいですね。

オフィスで被害が多い害虫といえば、ゴキブリです。オフィスにゴキブリが発生してしまう一番の原因はズバリ食べ物です。社員が食べたお弁当やお菓子のカスやゴミ、給湯室に置いてあるお茶・コーヒーやそのゴミなどに引き寄せられるのです。ゴキブリは数ミリしかない隙間からでも侵入できます。トイレや給湯室の排水溝も侵入経路となります。また、外部から持ち込んだ段ボールや観葉植物の土に、すでに卵が産み付けられていたということもあります。つまりどこからでも入ってくるのがゴキブリの困ったところです。

寒さに弱いゴキブリですが、オフィスは暖房やOA機器が発する熱によって冬でも暖かいので越冬できます。雑食性なので食べ物以外にも紙やインクなどをエサにして生きることもできます。特にものが多く散らかっているオフィスではゴキブリの潜む場所がたくさんあります。オフィスはゴキブリにとって過ごしやすい快適な環境なのです。そしてオフィス内で越冬したゴキブリが春を迎えて、産卵・繁殖が盛んになり増殖していきます。

ねずみもまたオフィスで多く見られる害獣です。ゴキブリ同様オフィス内にある食べ物を目当てに入り込みます。また虫の死骸などもエサになるため、掃除が行き届いていないオフィスはねずみにとっては好環境と言えます。ねずみは小さくてすばしっこいため、少しの隙間からでも侵入してきます。そして暖かくてエサが豊富なオフィス内に住みつきます。

オフィスに発生したゴキブリはさまざまな被害を及ぼします。その被害は、社員の健康に関するもの、会社の資産に関するもの、会社の業績・利益に関するものなど多岐にわたります。

食中毒・感染症

ゴキブリの侵入経路となる排水溝は雑菌・細菌の温床です。そこを通ってくるゴキブリの体には菌が付着します。そのゴキブリがオフィスにある食べ物やお茶などに接触するとどうなるでしょう。当然食べ物やお茶などにも菌が付着してしまいます。それを口にしたら、食中毒や感染症が発生する危険が大きくなりますね。

ぜんそくなどのアレルギー

ゴキブリの死骸や糞はアレルギーの原因となります。人が呼吸するときに体内に取り込まれると、ぜんそくなどのアレルギーを引き起こす危険があるのです。

心因性の病気

ゴキブリの姿を見ただけで不快に感じる人は多いです。オフィス内でゴキブリを発見したら「気持ちが動揺して仕事に集中できなくなる」「見かけた場所に近づけなくなる」「見つけた個体を駆除したとしても、他にもいるのではと恐怖に感じる」などストレスや不安を抱えてしまう人もいます。そうした気持ちが病気を引き起こす危険もあります。

OA機器など電化製品の故障

暖かく狭い場所を好むゴキブリは、熱を発する電化製品の裏などによく潜んでいます。精密機器にゴキブリ本体や糞などが入り込むと、故障の原因となります。高額なOA機器の故障は経済的に大きな被害です。

貴重な文献や商品の汚れ・破損

オフィスには貴重な文献が保管されていたりすることがあります。雑食性のゴキブリは紙も食べてしまいます。このような文献も例外ではなく食べられる危険があります。ゴキブリの糞尿で変色したり汚れたりすることもあります。そうなると資産的価値は著しく低下します。

またオフィス内で保管している商品なども被害を受けることがあります。商品として出荷できなくなることは会社にとって大きな損害です。

書類の汚れ・破損

業務上で使用する書類もまた、ゴキブリに食べられたり汚されたりという危険にさらされています。お客様に提出するべき見積書や契約書が被害に遭えば、作り直さなければなりません。社員の時間や労力を浪費することになります。大切な書類の文字が汚れで読みにくくなってしまい、仕事のミスにつながることもあります。

会社のイメージダウン

お客様の目の前でゴキブリが出没したら、どうなるでしょう。お客様に不快な思いをさせてしまいます。また【不衛生】というイメージを抱かれ、会社の印象は悪くなり、扱う商品・サービスの信用も下がります。

社員の体調不良

先ほど社員の健康に及ぼす被害について説明しましたが、そのせいで欠勤や退職してしまったら、会社にとっては大打撃です。出勤できたとしても、体調に異変を感じながらの仕事では、本来の力を発揮することはできないでしょう。社員が健康でないということは会社にとって不利益でしかありません。

ゴキブリ同様、ねずみもオフィスでさまざまな被害をもたらします。食中毒や病気を引き起こしたり、会社のイメージを低下させたり。その中でもねずみ特有の被害について説明します。

火災・漏電

ねずみは何でもかじってしまいます。電化製品のコードやケーブルは格好の餌食となります。ねずみがケーブルをかじったことが原因で漏電したりショートして火災が発生する事件が、実際に何件も起こっています。

建物の破損

建物の建材や断熱材もねずみはかじります。破損が激しくなると修繕が必要になり、費用がかさみます。また、屋根裏、床下、壁の内部など見えない部分の被害は気づきにくく、気づいたときには手遅れということにもなりかねません。建物の価値が下がるだけでなく、倒壊の危険すら生じます。

オフィスの害虫被害・害獣被害のことを知っていただけましたか？これらは見逃せない危険をはらんでいます。大きな被害になる前に対策を考えましょう。定期的に業者に害虫・害獣駆除を依頼すれば、被害を抑えることができます。越冬した害虫・害獣が繁殖期を迎える前に、しっかりと駆除しておくと効果的です。

＊当社でも害虫・害獣駆除のサービスを行っています。害虫・害獣対策が気になる方はお問い合わせください。

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