実は雑菌だらけ!?パソコンのキーボードを掃除しよう

実は雑菌だらけ!?パソコンのキーボードを掃除しよう

 

毎日使うパソコンのキーボード、こまめに掃除していますか?

 

この20~30年ですっかり普及したパソコンは、今ではほとんどの会社で使用されています。社員それぞれが1台ずつ専用のパソコンを使用しているという会社もあれば、数台のパソコンを共用で使用している会社もありますよね。どちらの場合も、直接手で触れる頻度の高いキーボードは、思っている以上に汚れているのをご存知でしょうか?

 

実は、掃除をしてないキーボードは雑菌だらけです。雑菌だらけのキーボードを毎日叩いていると思うとゾッとしますね。

そこで今回は、キーボードの汚れは何なのか・簡単な掃除方法をご紹介します。

 


キーボードの汚れの3大原因

キーボードの汚れの主な原因は、ずばりこの3つです。

・食べ物・飲み物

・ごみ・ほこり

・人の髪の毛・汗・皮脂(手垢)

 

仕事中パソコンの横にコーヒーを置いている方、多いのではないでしょうか。仕事の合間にデスクでお菓子などをつまんでいる人もおられるでしょう。忙しくて昼食をとる時間もままならず、デスクで昼食を食べながらパソコン作業をされることもあるかもしれません。

飲み物をこぼしてしまったり、食べかすを落としてしまったり、食べ物で汚れた手でキーボードを叩いたり、食べ物・飲み物が原因となる汚れはとても多いです。

 

また、キーボードは基本的にはデスク上に平らに置かれています。どんなにきれいに掃除している部屋でも空気中にほこりは舞っており、そのほこりがキーボード上に落ちて、汚れの原因となります。デスク上で発生する消しゴムのカス、服についた糸くずなども同様です。

 

そして、パソコンを使用しているのは人間です。頭髪が落ちたり、手の汗や皮脂がキーボードに付着することはよくあります。

 

これら3つが大きな原因となり、キーボードは汚れてしまうのです。

 


キーボードを掃除せずに放置するリスク

汚れたキーボード。掃除せずに放置していたら、次のようなリスクがあります。

 

雑菌の繁殖→健康被害

食べかすや皮脂汚れは雑菌にとって餌となり、放置しているとどんどん繁殖します。雑菌が繁殖したキーボードに触れることで、パソコン使用者の健康に害を及ぼす危険があります。

 

キーボードの不調→仕事の効率低下

ごみやほこりがキーボードの内部に入り込み、キーボードの動きが悪くなることがあります。こぼした飲み物や皮脂汚れによるべたつきもキーボードの動きに悪影響を及ぼします。キーボードの動きが悪くなれば、パソコンを使用した仕事の効率低下につながります。

 

キーボードの故障→修理にかかる経費

キーボードの不調がひどくなると故障し、修理・買い替えが必要になります。そうすると経費が掛かってしまいます。

 

このようなリスクを回避するためには、予防対策とこまめな掃除が大切ですね。

 


キーボードの汚れ予防対策

できるだけキーボードが汚れないようにする予防対策をご紹介します。

 

パソコン使用前に手を洗う

汚れた手のままキーボードを叩くと、手の汚れがキーボードに付着します。パソコン使用前に手を洗って汚れを落としておくことで、手の汚れが付着するのを防ぐことができます。

 

パソコン周りは飲食禁止にする

キーボード汚れの原因の1つが飲食物だということは先ほどお伝えしましたね。その原因を根本から断ってしまうのです。パソコン周辺に飲食物を置かないことで汚れを防止することができます。

 

シリコン・ナイロン製のキーボードカバーを使用する

つけたまま使えるキーボード用のカバーが市販されています。多くはシリコンやナイロン製で水洗いできるようになっています。すっぽりと覆ってしまうため、隙間にごみやほこりが入り込むことはありませんし、手垢がついても水洗いすれば繰り返し使えます。ただ、何もつけていない状態とは多少指の感覚が異なるため、使いにくいと感じる方もおられます。

 

使用しない時は布などで覆う

パソコンを使用しないときには、キーボードの上に布をかぶせて覆ってしまえば、ほこり避けになります。ただこの方法は、パソコン使用時の手の汗・皮脂汚れなどには対応できません。

 


キーボードの簡単な掃除方法

汚れを予防するための対策をいくつか紹介しましたが、これですべての汚れを完全に防止できるというわけではありません。そのため、やはり掃除は必要です。

簡単にできる掃除方法をいくつか紹介しましょう。

 

静電気ほこり取りブラシ

静電気の力でほこりをブラシに付着させて取り除くことができます。ブラシでキーボードの隙間に入ったごみをかき出しながらほこりも取ることができます。ホームセンターや100円ショップで簡単に手に入ります

 

キーボード専用ブラシ

静電気でほこりをとった後、ほこりが再付着するのを防ぐためにキーボード上の静電気を取り除く機能があるブラシがあります。きれいになった上、しばらくの間汚れにくいのは大きなメリットですね。パソコンショップや家電量販店などに売っています。

 

ウェットティッシュ

キーボードのべたつきや汚れを取り除きます。パソコンは精密機器なので水分を嫌います。揮発性が高くすぐ乾くアルコール性のものが良いでしょう。水分が多い場合は、軽く絞って使うなどの工夫が必要です。アルコール性のものは除菌効果もあるので、オススメです。ただし、キーボードの隙間など細かいところの汚れは掃除しにくいという欠点があります。

 

ペーパータオル・柔らかい布と無水エタノール

ウェットティッシュがない場合は、ペーパータオルや柔らかい布に無水エタノールを含ませると同様に使えます。無水エタノールは揮発性も高く除菌もできます。

 

綿棒と無水エタノール

キーボードの隙間など狭いところは、綿棒が便利です。無水エタノールを綿棒に含ませて掃除するときれいになります。

 

スライム状のクリーナー

スライムのようなジェルクリーナーが、ホームセンターや100円ショップに売っています。粘着性を利用して、ごみやほこりを吸着させて取り除きます。スライム状なので凸凹部分にもフィットさせることができるため、キーボード表面の汚れも隙間の汚れもまとめて取り除くことができます。ただし、押し付けすぎると剥がすときにちぎれてしまい、きれいに取り除くのが大変になることもあるので、注意が必要です。

 


 

ちなみに、キーボードを分解して清掃するという方法もあるのですが、ほとんどのメーカーの取扱説明書には「分解は自分で行わないでください」といった記載があります。専門知識・技術が必要となりますので、ここではお薦めしません。

 

「雑菌だらけ」と言われるキーボードですが、予防対策とこまめな清掃を行うことで、雑菌の繁殖を防ぎ、清潔に保つことができます。健康・仕事の効率維持・経費削減のためにもキーボードを清潔に保つようにしましょう。

 


 

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